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<<   作成日時 : 2008/06/10 23:07   >>

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作曲家新実徳英さんの「白いうた青いうた」は大好きな曲集だ。

シンプルなメロディーだけれど、一度聴いたら忘れられない叙情的かつドラマティックな曲と詩人谷川雁さんの詞は、これ以外に考えられないほど完全にひとつとなって分かちがたく豊かな世界を作り出している。

詞があって曲はあとからつけられるのが普通だが、新見さんと谷川さんのお二人にあってはまず音楽があって、それに詞がつけられ「うた」になった。
全100曲に詞をつけるという志半ばで、谷川さんは逝かれた。



画像

山梨県 コマツバラ園で  "モリニュー"




そもそもの始まりは一昨日の夜のことだった。
私と同じく、いや私以上にこの『白いうた青いうた』を愛し、大切に歌っていらっしゃる友人から、「この曲集の中の2曲にあなたの言葉で詞をつけてみませんか?」という突然のお誘いがあった。
もちろん、寝耳に水のお話。
ためらう間もなく、その日のうちに音源が送られてきた。
すでに谷川さんが詞をつけていらっしゃる曲ということで、タイトルは伏せられたまま、メロディーと伴奏だけ。

好きとは言え、「白いうた青いうた」を全部聴いているわけではなく、ふたつとも私にとってはじめて聴く曲だ。
怖れ多くも新実さんと谷川さんの歌である。
私にはとても無理、と思いつつもあの新実さんの曲に詞をつけるという話は魅力的に過ぎた。
その上、歌っていただけるとしたら・・・

言葉は音楽とひとつになったとき、活字から広がるイメージとはまた違う、より有機的で空間的立体的なものになる。
これは大いなる誘惑だった。

初めて聴く二つのメロディーは、それぞれが絵のように私のイメージを喚起した。
そして大それた試みとは重々知りつつも、二つの詞ができあがった。
「はなかんむり」と「たくらみ」。


私に詞を書いてほしいとおっしゃったPさんは、その日のうちに2曲歌ってくださった。
多重録音によるリコーダー伴奏、歌、ともにPさんおひとりの演奏である。

演奏はこちらから
http://papalin.yas.mu/W806/M005/



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消えがてのうた
2008/06/11 08:50

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
非日常性の人生が楽しいです。
日常性に埋没しないよう、
お互いに切磋琢磨致しましょう!
Papalin
2008/06/17 22:33
◇Papalin さん

おはようございます。
今回は思いがけなくも素敵な経験をさせていただき有難うございました。
「詞(ことば)」とメロディがひとつになるときの不思議、というか、メロディが呼び言葉が応えるようにして生まれたふたつの「詞」。
初めての作詞でしたが、とても気に入って(笑)、知らず知ら口ずさんでいます。
「はなかんむり」、明るくつやのあるpapalinさんのお声が、メロディと詞にぴったりあって軽やかで幸せな雰囲気ですね。
一方一転して、森のざわめきや、ささやきが何ともいえず神秘的に歌われる「たくらみ」。「明」と「暗」、まったく異なる雰囲気の二つの歌。
なんだか、はまってしまいそうです。(笑)

aosta
2008/06/20 07:48
曲に詞をつけるのは、結構、難しいと思うのです。
リズムにも載せないといけないですしね。
また、普段の自分の作る詩は自由に描けるのですが、普通の歌の歌詞を聴いていると、そこには詩の表現ではなく、歌詞を書いた人のメッセージが、つまり言いたいことが載せられていると気付くのです。
あの『ヴォイジャー』、『木星』ですかね、あれも、曲から詩を想起してたでしょ。
今、これを書いた後で、その「はなかんむり」と「たくらみ」を聴いてみます。
坂本誠
2008/12/11 06:24
◇坂本さん

こちらにもコメントありがとうございます。

あとから言葉をつけるって、思っていたとおり難しい作業でした。
旋律とリズムは言葉に大きな制約となりました。自分のイメージ通りの言葉がはまらなくて途方に暮れることしばし。それでも不思議なことに、何度も何度もメロディーを聞き返しているうちにふっと言葉が出てくるときがありました。旋律と言葉が上手に一つになったときは、言葉だけの場合よりメッセージ性が強くなりますね。当たり前かもしれませんが、私には大きな発見の一つでした。
aosta
2008/12/11 21:27

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