ダマーズ 「演奏会用ソナタ」   八ヶ岳中央高原教会チャペル・コンサート



 昨晩はチャペル・コンサートに行ってきました。
「八ヶ岳中央高原キリスト教会」森の中の小さな教会です。
先週も弦楽アンサンブルのンサートがあったばかり。
一年を通してさまざまなコンサートが開かれる、音楽に祝福された教会です。

 さて今日のコンサート、そのタイトルも「フルート&落語~in八ヶ岳」
フルートに落語?それも教会で?
私も最初、そう思いました。
でも、出演者のお話を伺って、少し納得。
 フルートは、国立音大、そしてパリ・エコー・ド・ノルマルを卒業され、1980年には、パリ国際音楽コンクールで第一位となられた野勢善樹さん。
ピアノは、芸大卒、インディアナ大学のディプロマコースを終了され、現在は洗足学園大学で教えていらっしゃる西脇千花さん。
 そして、解説をしてくださったのが、音楽評論家の真嶋雄大さん。
洒脱な落語で、会場を沸かせてくださったのは、NHKの「毎日モーツァルト」でもおなじみの落語家古今亭志ん輔さん。
聞けば志ん輔さんは、野勢さん、真嶋さんのお友達と言うことで、高原の教会でクラシック音楽と落語という楽しいコラボレーションが実現しました。

 さて、プログラムは・・・

     ◆フルート・ソナタ ロ短調BWV1030          J.S.バッハ
     ◆ピアノ・ソナタ イ短調「トルコ行進曲つき」KV331  W.A.モーツァルト
     ◆落語 「船徳(ふなとく)」
     ◆演奏会用ソナタ                       J.M.ダマーズ

 ダマーズは、私には始めての曲、それも現代音楽家の手によるものと言うことで、どんな曲なのかまったく見当もつかなかったのですが、思いがけずも素敵な曲、どきどきするような素晴らしい演奏でした。
 次々に繰り返される転調。速いパッセージ。
とにかく指と口(舌)は休む間もありません。目にも留まらぬ早業でひらめく指、長いブレス。
耳慣れない複雑な音の動き、それでいて端正で古典的な雰囲気も併せ持つなんともチャーミングな曲、いっぺんで大好きになりました。

 西脇さんによるモーツァルトのピアノ・ソナタも、輪郭のはっきりしたはぎれのよい演奏。
心地よい緊張感、同時に開放感のある素晴らしい演奏でした。
そして、教会の古いピアノが、よみがえったかのように、生き生きと歌うのには心底、おどろかされました。

そして、志ん輔さんの落語。
実は落語を聴いたのも、初めての経験でした。
う~~ん!「芸」とはこういうもののことを言うんだと、うなってしまいました。

 コンサートの後は、場所を変えペンションのお庭でバーベキュー!
野勢さん、志ん輔さんとも、楽しくお話が出来て最後まで本当に楽しい夏の夕べでした。
これからも、こうしたコンサートの予定は目白押し。
八ヶ岳山麓の音楽シーズンです。



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック