空飛ぶスカンク

土がむき出しになった土手の斜面。 なにやらいくつも穴が開いています。 そこから顔を覗かせているのは スカンク。 鼻先を突き出したかと思うと次々に 穴からとび出していきます。 艶々とした黒い毛並みに白いライン。 背中には申し訳程度の羽根しかないので、しばらくするとみな地面に降りてきます。 あらあら・・・ スカ…
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モーツァルト 『魔笛』 プラハ室内歌劇場

言わずと知れたモーツァルトの傑作オペラ「魔笛」。 昨日12日、岡谷市のカノラ・ホールでの上演は、プラハ室内歌劇場による日本公演の初日でした。 わくわくする序曲も終わり、舞台の幕が上がると同時に、大蛇に追われた王子タミーノが登場します。 (大蛇が姿を見せることのなかった今回の演出ではこのあたりの経緯が…
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約束

あの子は ずっと個室だった 未就学児から小学校低学年の子供ばかりの病棟で 高学年の彼は お兄ちゃんだった お兄ちゃんだから 個室なのさ 彼はいつも そう言って強がった どの子にも 母親が付き添う小児病棟で 彼は ひとりだった ごくまれに 彼を訪なうのは  施設の寮母さん…
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脱輪!!

夜の外出先で、時ならぬ豪雨に襲われた。 その少し前から、稲光がひらめき、雨の予兆はあったのだが。 「ゲリラ豪雨」とはよくも名づけたり。 ぽつん、ぽつんと落ちてきた雨に、帰り支度をするまもなく、滝のように降り注ぐ雨で視界は真っ白になった。 ちょうど頭からすっぽりと紗を被せられたような感じ、とでも言おうか・・・ …
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「ヴィーナス」 縄文の造形 (Ⅱ)

尖石(とがりいし)縄文考古館の2000点を超える展示品の中でもひときわ目を引くのが、今から約5000年前の縄文中期の遺跡から出土した「縄文のヴィーナス」呼ばれる土偶である。 昭和61年、茅野市棚畑遺跡からほとんど完全な形で出土したこの土偶は、ほどなく国宝指定され、平成12年に同じく茅野市中原遺跡から出土…
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「蛇」  縄文の造形 (Ⅰ)

小学生のときだったか、もう中学校に入っていたか。 初めて見た縄文土器はおどろおどろしいまでの情念にあふれていた。 装飾過多としか思えない、さまざまな意匠によって埋め尽くされたそれは、どこか妖しいまでに生き物めいていた。 言いようのない不安、今思えば、一種の急迫観念に近い感じが確かにあった。 私は恐れにも似た拒否反応と…
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やっぱり キンダーブック !! そのほか・・・

近くの岡谷市のイルフ童画館で開催される「武井武雄の生涯 Ⅲ」 私が幼稚園のころ、買ってもらっていたのは「こどものせかい」だった。 毎月手元に届くのは、聖書の物語を子供向けにわかりやすく書き直したお話。 教会付属の幼稚園だったのだから不思議にも思わなかった。 もちろん、それはそれで毎回のお楽しみだっ…
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混声合唱とピアノのための 「その日-August 6-」

8月3日、川上村で開催されていた八ヶ岳ミュージックセミナー最終日のコンサートに出かけたのは、三善晃さんの「三つの叙情」を聴きたいがためだった。 立原道造と中原中也の詩によるこの曲は、三善晃という硬質な作曲家の初期の代表曲と言っても良い女声合唱曲だ。 私の20代は、いつもこの二人の詩人と共にあった。 今までいわゆる現代日本の…
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「サマー・コミングル@蓼科」  ハーモニーの家にて

「ハーモニーの家」は、八ヶ岳の麓、三井の森の木の間隠れに佇む小さなコンサート・ホールです。 渡邊暁雄さんのメモリアルホールであることは知りながらも、今まではその前を通り過ぎるだけだったのですが、先日初めてコンサートに行って参りました。 コミングルとは、プロ、アマチュアを問わず、さまざまな年齢、バックボーン、地域の壁を越え…
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考古館への道

自宅から車で15分。 左右に田園風景が広がるその名もエコーラインを直進すれば、目的とするところは一番早いのだけれど・・・ 進行方向に向かって右手には、八ヶ岳の稜線が鮮やかな曲線を描いている。 夏空はどこまでも深く青い。 けれどもへそ曲がりの私は、この快適な直線道路から外れて林の中へとハンドルを切る。 鳥たちが鳴き交…
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料亭「信濃」離れ

座して見ると空の高さが違った。 夏の白い光の中で、庭はしんと静まり返っている。 空は大きく開けたまま沈黙しているが、部屋をわたる風の涼やかさは、さざめくような遠い日の記憶を運んでくる。 明治も末、信州上諏訪の地に一人の趣味人が建てた「信濃」。昭和の時代には、三島由紀夫、東郷青児はじめとする文化人が客として名を連ねる…
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モリスの夢見た日々

軽井沢メルシャン美術館で開催中のウィリアム・モリス展に行ってきた。 ウィリアム・モリスという名前の記憶をたどっていくと、一枚の絵にたどり着く。 20代のころ大切に読んでいた若桑みどりの「薔薇のイコノロジー」の口絵にあった「フローラ」だ。 背景に、忘れな草、菫、アネモネ、ツリガネ草といったさまざまな花が丹…
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アナベル、それとも「わが美わしのアナベル・リィ」

雨にぬれて露とともに憂いを含んでいる青い紫陽花、または恥らうような薄いピンク色の紫陽花。 紫陽花には雨が似合います。 私が好きな紫陽花、アナベル。 咲き始めに淡い緑色の影が射すこの花は、満開時には輝く純白となります。 緑色と白の清らかなグラデーションも美しいアナベルが咲く季節になると、涼しげな鈴の音にも似たリフレイン…
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詩ではなく「詞」を・・・ ② 「はなかんむり」 & 「たくらみ」  

はなかんむり     詞 岡埜葡萄 若草踏んで 君は踊るよ かかとに光る 朝露の色 遠い日の夢 遠い日の歌 忘れていた 昔さ 花かんむりに 君が笑えば 僕のこころも うたう つま先立って 君が踊るよ うなじに揺れる 花びらひとつ くさすみれ 風の色 忘れていた 昔さ 風立つ野辺で 君…
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詩ではなく「詞」を・・・ ①

作曲家新実徳英さんの「白いうた青いうた」は大好きな曲集だ。 シンプルなメロディーだけれど、一度聴いたら忘れられない叙情的かつドラマティックな曲と詩人谷川雁さんの詞は、これ以外に考えられないほど完全にひとつとなって分かちがたく豊かな世界を作り出している。 詞があって曲はあとからつけられるのが普通だが、新見さんと谷川さん…
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「ガリヴァーウエファース」顛末記

神奈川県は横須賀まで、「ガリヴァーウエファース」の公演に行ってきた。 ご一緒させていただいたのは、前回、森のおうち「お話の会」で「水仙月の四月」の朗読をなさったSさん。 この「お話の会」を指導されていた故草薙幸二郎さんのつながりでご縁をいただいた伊藤哲哉さんの一人芝居だ。 このポスターは以前ほかの場所での公…
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閑話休題

しばらく前に、私がよく伺うブログで「国盗りカウンター」なるものを見つけ、ずっと気になっていました。 全国からのアクセス数ばかりでなく、県単位でどこから来てくださったかがわかる仕組みです。 アクセス数はともかく、何県からおいでくださっているのかがわかるというのは、魅力的な誘惑。 かわいらしいキャラクターのこのカウンター、…
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「ラ・プティット・バンド」演奏会!!

行ってきました。 シギスヴァルト・クイケン「ラ・プティット・バンド」の演奏会。 クイケン三兄弟と言えば、長兄のヴィーラント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、次兄のシギスヴァルト(ヴァイオリン)、 三番目のバルトルド(フルート)とみな古楽の神様のような人たち。 真ん中のシギスヴァルト率いるのがこのラ・プティット・バンドです。 …
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薔薇の花色

陽が傾くにつれ花影が濃くなり、夜の帳の中で豊かに香る薔薇たち。 花色が移ろうような淡い色の薔薇が好きです。 レディ・ヒリンドン この薔薇は、ティー・ローズを代表する素晴らしい香りを持っています。 華奢な花首に優しく開く花は、甘酸っぱいビワの実に似てとろりとしたアプリコット・イエロー。 ワイン・レッドの枝…
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さても薔薇熱、いかな薔薇熱

薔薇の花に勝るとも劣らず、私が心惹かれるのはその葉の美しさ、棘の繊細さです。 この薔薇の葉の、すらりと優しく優美なフォルム! 花開く前の赤い蕾も、愛らしいピンク色の花も、この美しい葉とのバランスがあればこそ。 ◇あなたのお名前は?◇ 可憐な白い一重の花とコロンとした実も可愛らしい、この薔薇の葉…
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シューベルト 「アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821」

アルペジオーネという楽器についてはこのシューベルトのソナタでしか知らない。 ギターの形をしたチェロとでも言うべきか、ギターと同じようにフレットがあって、チェロの弓で演奏されたという。 ヴィオラ・ダ・ガンバに似て渋くも甘美な音色であったと伝えられるアルペジオーネは、機能的な難点もあってその寿命は短く、すぐに忘れられた楽器となっ…
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薔薇の名前

「薔薇の名前」と聞いてウンベルト・エーコを連想された方には申し訳ありませんが、これから書くのはそのタイトルどおり名前の由来、つまり薔薇の名前についての物語です。 私の庭で春真っ先に咲き始める薔薇の花は、早咲きのクライミング・ローズ、スパニッシュ・ビューティー。 緩やかに波打つ澄んだピンク色の花びら、たおやかにうつむく薫り…
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春 ・うらら・・・

先日急に誘われて出かけた八ヶ岳の向こう側。 私が密かに写真の師と仰ぐ方からのお誘い、断るわけには行きません。 ご一緒すれば、必ず新しい発見があります。 何度教えていただいても、すぐに忘れる私に根気良くお付き合いしてくださる方。 信州側ではまだ桜の花咲く気配もなかったというのに、あちらではもう爛漫の春でした。 …
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祈り / 「ポルト・リガトの聖母」 サルバトール・ダリ

しばらく前から気になっていた一枚の絵、「ポルト・リガトの聖母」。 ピカソと並んでスペインが生んだシュール・レアリスムの奇才、ダリの絵だ。 朝の光とも、黄昏に暮れ残った残照とも判別できない不思議な真珠色の明るさの中で、 膝に幼子を抱き、両の手を祈りの形に合わせている女性。 「ポルト・リガトの聖母」 全てが整然と空中に浮遊…
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『画廊』 言葉のものがたり 

古びた画材屋の二階へと続く急な階段を登っていくと,小さな画廊があった。 くすんだ壁に点と線とで描かれたモノクロの作品たちが、水族館の水槽の中で明かりに照らされたまま眠る魚のように声もなく静かに飾られていた。 眠っている魚たちが目を醒まさないように、歩くたび、かすかに軋む床を宥めながら、わたしは画廊を一巡した。 凍りつい…
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「ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ」BWV1027-1029  (Ⅱ)

レナード・ローズのチェロにグールドのピアノ。 なんだか意外な顔あわせ、と思ったのは私だけ? レナード・ローズとは随分懐かしい。 リン・ハレルやヨー・ヨー・マの師としても知られるローズだが、グールドと共演していたとは知らなかった。 私が聴くグールドはそのほとんどがピアノ・ソロで唯一の例外がメニューインとの一枚のみ。 ライ…
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「ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ」BWV1027-1029  (Ⅰ)

最近お気に入りの一枚です。 ヴィオラ・ダ・ガンバは気鋭のパオロ・パンドルフォ、チェンバロ演奏はリナルド・アレッサンドリーニという素敵な組み合わせ。 ヴィオラ・ダ・ガンバの音色はチェロに比べて女性的で繊細とは良く言われることですが、 このパオロ・パンドルフォによる演奏を聴いていると、まるで光の残滓で紡がれた優美な繭のような光…
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高森草庵のイースター

「さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、 マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。」                        …
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『水仙月によせて』 / 森のおうち お話の会

久しく連絡を取っていなかった友人から手紙が届いた。 まつもと市民芸術館で行われる朗読会のお知らせだった。 3月に入ってから何かと気ぜわしく落ち着かない毎日に、なんとなく心が萎えていた。 プログラムはと見れば、私の好きな小川未明、そして宮澤賢治。 気持ちが動いた。 久しぶりに彼女の笑顔を見たかった。 エネルギーをも…
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『風』 二題

堀 辰雄 『詩』より         僕は歩いてゐた 風のなかを 風は僕の皮膚にしみこむ この皮膚の下には 骨のヴァイオリンがあるといふのに 風が不意にそれを 鳴らしはせぬか 皮膚の下にある骨のヴァイオリン・・・ その音色はきっと軋んで悲しい。 ひりひりと吹きつける風で、人知れぬ想いが音を…
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キューブラー・ロスからシュタイナーへ

前から気になっていたエリザベス・キューブラー・ロス(1926~2004)の自伝「人生は廻る輪のように」を、昨日やっと読み終えた。 その間、ずっと感じていたのは、今読むべき本を読んでいるという上気する高揚感だった。 キューブラー・ロスは代表作とも言うべき著書「死ぬ瞬間」によって、従来の死の概念を変えたとも言われている精神科…
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夏の花束

朝陽が差し込む店先に 折取られたばかりのような あざみの花が ひと抱え ブリキのバケツに投げ入れられていた すっくと元気よく伸びた葉先には 水滴が白く 光っていた 棘だらけのあざみ そのひと抱えを  大きな花束にして 帰った日 棘の痛みは 哀しみに似ていた 哀しみと喜びは  同じ…
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「シフォーチの別れ / チェンバロによるアリア集Ⅰ」 武久源造

武久さんのCDジャケットはどれも美しい。 それぞれタイトルに相応しく、また音楽の雰囲気を想像させるに相応しい。 また演奏に当たっての解釈や曲の背景について武久さんが丁寧に語っているライナーノーツを読むという楽しみもあります。 (マイナーレーベルということで少々お値段が張るのは頭の痛い所ですが・・・) さて「シフォーチ…
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「雪かき」 のち ・・・

朝ごはんの支度をしました。 アジの干物にたっぷりの大根おろし。 納豆。熱々のカブと油揚げのお味噌汁。 あら、新聞がまだ。 玄関を開けると真っ白に雪が積もっています。 連日の積雪で、毎日のように雪かきをしているのですが、 20cmほどの新しい雪の上に新聞屋さんの足跡が青い影を作っていました。 ほんの3.4段のステップ…
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ヤーコプ・ヨルダーンス 『聖家族』  

もう先月の話になってしまいましたが、松本市美術館で開催された国立西洋美術館所蔵作品巡回展に行ってきました。 サブタイトルには「神々と自然のかたち」。 ヨーロッパの美術をより深く理解する上で重要なのはギリシャ・ローマ神話とキリスト教であるとはよく言われることですが、今回の美術展のテーマも「神々と自然」という視点からの展開です。…
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音楽の愉悦 / 松本バッハ祝祭アンサンブル演奏会 

大雪が懸念された昨日、松本まで演奏会に出かけてまいりました。 「大バッハと過ごす至福の時」とサブタイトルがついた松本バッハ祝祭アンサンブルのコンサートです。 当初4人で出かけるはずだったこの演奏会でしたが、いかんせん久しぶりの大雪です。 よし出かけたとしても、帰ってきたら冗談でなく雪に閉ざされて家に入れない!という事になり…
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フリードリヒ 「氷海」・希望号の遭難 

せめぎあう氷と空気がそのままひとつに結晶化していくような張り詰めた緊張感。 氷海の上には青紫色した空が一枚の布のように広がっている。 氷がせりあがる時の、きしむような金属音は実際の音なのか、それとも幻聴なのか。 音さえも凍りついたかのような極北の海。 眼を転じると、絵の右側には黒々と傾いた船のシルエット。 押し…
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星がみる夢

しんしんと  降り続いていた 雪がやんで 月が出た 夢が 蒼い光となって 降りそそいでいる 夜は 沈黙して 雪のなかに沈んでいる フリーダウンロード のページから 星空 by hiro2 月明かりの下で 犬は 小さく 丸くなって 眠りな…
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ちょっと、お知らせ。

突然ですが、コンサートのお知らせです。 時は3月。 場所は、つくば市アルスホール。 つくばサクソフォーン・カルテットの演奏会。 日本アンサンブル・コンテストでの入賞経験もある、実力のあるカルテットです。 詳細は画像を拡大してごらんください。 わたくし事ですが、私の年子の妹は、早くに結婚しました…
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みどりの黒髪、ぬばたまの闇、そして墨いろ

「本当に真っ黒な髪ですね。」 どこの美容院に行っても必ず言われる言葉。 昔から一度も染めたことのない髪は確かに黒い。 若い頃は黒くて真っ直ぐな髪がいやだった。 明るい髪色でふうわりと軽いウェーヴに憧れたこともあった。 しかしながら黒いだけでなく、頑固に真っ直ぐな髪を扱いかねて、十年一日がごときのボブスタイル。 「…
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ニューイヤー・コンサート / ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 

遅ればせながら、年が改まって始めてのブログです。 タイトルもそれに相応しく『ニューイヤーコンサート 2008』!! 近隣の岡谷市はカノラ・ホールで行われた、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の演奏会に行ってまいりました。 ご一緒したのは、先日スコットランドご飯をご馳走してくださったTさんと、もうお一方。 まだ時間…
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棘(とげ)

心の中には いつも 小さな 哀しみの種がある 棘だらけで 固い 小さな種だ 両の手のひらで そっと包んでみても、 かたく握りしめても、 種は 鋭い棘で 私を刺す。 けれどわたしは 時々 その種を握り締める。 私を刺す棘は痛いけれど 痛みは 存在そのものだから。 …
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スコットランドご飯と「八木節」?!

お隣の富士見町、自宅から車で15分ほどの距離にカトリック・ベネディクト会の修道院があります。 森の中の修道院で労働と祈りの共同生活を送る修道士のほとんどは、アメリカやアイルランドなど遠く海に隔てられた国々からやってきた方たちです。 この修道院で、地元、諏訪清稜高校古典ギター部のコンサートが行われるとを知ったのは、先日のメ…
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日本語で歌う「メサイア」 コンサート本番!

しばらく前に練習を覗かせていただいたメサイアのコンサートに行って参りました。 開演一時間前に会場に到着。 開場30分前には、玄関前に順番待ちの行列が・・・ やれやれ。 何とか最前列を確保することができ、サックスによる「アメイジング・グレイス」が静かに演奏されるのを聴きながら、開演を待ちました。 …
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偶然が行きつくところ (その2)

それから一年が過ぎ、移植も無事成功した年のクリスマス前、長男は退院した。 検査や定期的な治療のための入院はまだ必要だったが、少なくとも病院は、今までと違い目と鼻の先だった。 お隣の牧師家族には我が家の子供たちと年の近いお子さんが3人いらして、外遊びが出来ない長男や、必要以上に内気だった長女のよい遊び相手になってくれた。 …
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偶然が行きつくところ (その1)

私が一回見ただけでそのマンションに決めたのは、第一に病院に歩いていかれる近さゆえだった。 そして、もうひとつ。 マンションのとなりに小さな教会があったこと。 2歳で小児がんを発病した長男が長期の入院生活を余儀なくされて3年が過ぎていた。 彼は5歳になっていた。 もう再発の可能性はないだろうと言われた矢先の再発。 …
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雪の朝 / ピサロ 「エラニーの冬 ・朝」

昨夜半から降り始めた雪が、今朝まで舞っていました。 カーテンを明けると、眩しいばかりに雪の輝く朝でした。 まだ淡い朝の光を浴びながら、真っ白に雪を被った樹々たちが、 すべての葉を落とした枝先を、しんと音もなく張り詰めた、 透き通るような冷気の中に差し伸べています。 はかない雪の結晶は、まだ昇りきらない太陽の光の…
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夕闇の匂いが迫る道を 少年が 走っている。 膝小僧は  白く  規則正しく 少年は ただ全速力で 駆けている。 山の端に 月が昇る。 空気の色が 青くなり 風が  高い空の下で  旗のように 鳴り始める。 夜は 静かに澄んでゆく。 少…
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「マリー・ノエルの祈り 」/ アドヴェントのともしび

もしも私が、 自分の自我という最も高い山に 登っていくのなら、 もしも、私が、 大地も、大気も、目も、耳も、 足も、手も、生活も、 何もかもかなぐり捨てて、 自分の魂の最も高い頂きに 留まろうとするのなら、 その時、私は神に近づいていることになるのだろうか。 天に触れる…
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原田康子『挽歌』と ヴィヴァルディのト短調

原田康子の「挽歌」を読んだのは10代も始めの頃だった。 その時点ですでに、「かつてのベストセラー」という感覚で読み始めたのも確かである。 翻訳ものの、それも古典ばかりを読んでいた当時の私は、ベストセラーなるものにほとんど興味はなかったのだが・・・ ある晩のこと、何の気まぐれか、見るつもりの番組もないままテレビのスイッチを入…
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