テーマ:

草の実

秋の日差しは柔らかい。 明け方の霜に立ち枯れた草花や、風の中の赤い実に優しく射している。 影の輪郭は濃く、静かに落ちている。 ねこじゃらし。小さな草の実、ひとつひとつが光を集めて光る。 落ち葉の道。散り急ぐ紅葉。さらさらと雪のようにカラマツの葉が落ちてくる。 ランナーを伸ばすシロツメ…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

やまなし

『クラムボンは笑ったよ。』 『クランボンはかぷかぷ笑ったよ。』 『クランボンは跳ねて笑ったよ。』 『クランボンはかぷかぷ笑ったよ。』 このなんとも印象的な会話の繰り返しで始まる、宮沢賢治の童話「やまなし」。 長いこと私はこのお話に出てくる「やまなし」とは、この辺りで言うところの地梨(ジナシ)、 正しくは草木瓜(クサボケ)…
トラックバック:2
コメント:18

続きを読むread more

どんぐり

昼下がりの穏やかな日差しの中、雑木林を歩いていると、不思議な音がしているのに気がつきました。 空は晴れているのに、ぱらぱらと、まるで雨の落ちるような音です。 あぁでも、雨の音より乾いた感じの音でもあります。 そして、私のすぐ足元にもぱらぱら、ぱらぱらと・・・・ そのとき、一郎は、足元でパチパチ塩のはぜるような、音…
トラックバック:3
コメント:29

続きを読むread more

森の装い

この季節になると、夏の間はあまり気もとめなかった植物の、思いがけない美しさにはっとさせられることがよくあります。 さまざまな緑色の中で、静かで穏やかなグラデーションを描いていたツタが、秋が深まるにつれまるで宝石のような輝かしい彩りを増してゆきます。 秋冷の朝、つかの間、はかない露をまとったツタの葉は、朝の日差…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

ボンボン~!!

ボンボンはドライヴが好きです。 「ボンボン、行くよ!」 と声をかけて、トランクを明けると、その間ももどかしそうに、決められた指定席に飛び上がります。 車が走っている間、じっとお座りをして窓の外を眺めています。 しばらくすると人気のない草原に出ました。 ここならリードをはずして遊ばせても大丈夫。 自…
トラックバック:0
コメント:14

続きを読むread more